ANA A380 エアバス 寝そべりシートって、どんなの??

ANAと言えば、ご存知の通り全日空のことで正式名称の全日本空輸株式会社を英語に訳したAll Nippon Airwaysの頭文字を取ったものです。国内はもちろんのこと海外へも日々多くの便がフライトしています。


ところで、現在、成田空港とハワイのホノルル空港を結ぶ同社の旅客機にはアメリカの航空機メーカーであるボーイング社の787-9型機が投入されています。

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その路線、成田ーホノルル線にヨーロッパ諸国が設立したエアバス社が出しているA380型機が投入される予定です。

A380型機は通常の旅客機よりも機体が高く、キャビンが2階建てになっています。特別塗装機で空飛ぶウミガメと名づけられたFLYING HONUは座席数は520席で4クラス、ANAのホノルル線では初めてのファーストクラス設定となっています。


キャビンの1階部分(メインデッキ)がエコノミークラスで、2階部分(アッパーデッキ)は3つのクラスを設置し、前方がファーストクラス8席、中ほどがビジネスクラス56席、そして後方がプレミアムエコノミー73席です。

メインデッキは全部エコノミーで、383席となっています。エコノミー後方に、日本の航空会社では初めての試みとなるカウチシート、名付けて「ANA COUCHii」が導入され、6列60席を配備しました。

通常は他のエコノミークラスの席と同じですが、カウチシートは隣同士のレッグレストを上げることで、座席と同じ高さにすることが出来るようになっています。フラットな部分が広がるためベッドのように使えるようになります。

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「ANA COUCHii」はいわば寝そべりシートになるのです。もちろん専用の寝具も用意されています。この寝そべりシートは国内の航空会社で初の試みです。

3~4席を寝そべりシートとして使用できるようになっております。お子様連れのお客様を想定して作られており、専用に寝具も用意されているのです。

 

メインデッキでは、窓側には3列のシートが、通路を挟んだ中央部に4列のシートが設けられています。寝そべりシートもそれと同じ並びになっているので、3列分か4列分のカウチとなります。小さな子どもはベッドになっていた方がゆっくりと休めるので、家族などに向いています。

通常に払うエコノミー料金に、追加料金を支払う事で使用可能。ヘッドレストは6方向に調整可能で13.3インチのタッチパネル式シートモニターも備えています。ACアダプタやUSBポートなども装備されており充実した機内環境といえます。

期待が高まりますね!(^^♪

どちらのデッキにも前後に1箇所ずつ計4箇所バーカウンターが設置され、自由に飲み物や軽食を取りに行くことが出来ます。


機内メインデッキ後方には、ベンチシートや着替える時に便利な着替え台、おむつ交換台等が使用できる多目的ルームが設置されています。小さなお子様連れやスケジュールがタイトなビジネスマンなどに向け快適な空の旅を提供してくれる工夫がたくさんです。

そのほか、スマホやタブレット端末で機内コンテンツやインターネット接続が可能な「ANAWi-FiService2」が提供されています。機内エンタテインメントでは、RAVEを採用し、ハワイをイメージさせる限定デザインも楽しむことができます。

搭乗中に楽しめる「空」「海」「夕日」「旭日」などハワイをイメージした壁紙のグラフィックはハワイ到着までの気分を盛り上げてくれることでしょう。

A380型機のフライトは、2019年の春からです。